2019年度 一般部の努力賞3名に楯を授与しました。
少年部にはクリスマス大会の時に渡す予定です。
皆さん全員が一人一人がんばっていますが、この賞は大会結果とかだけではなく素晴らしい成長を見せている人や普段の努力にスポットをあてて表彰しております。
2019年 年間努力賞(一般部)
中島 俊英
髙草木 晃
齊藤 慎也 (中学生)
中島さんは、親子で空手をしています。
いつもクラス終わってからもミットで激しい練習を繰り返し、不器用ながらも地道に体力をつけています。
今年行われた埼玉大会では、壮年部ながらも若い人たちと戦う一般初級クラスに混じり準優勝を果たして親子で入賞を果たしました。
髙草木さんは、ずっと型が課題で審査を受けれずいましたが課題を克服し緑帯を取得、今年は怪我も沢山しましたが、それにも負けずしっかりできる稽古をがんばりました。
また、一般クラスに出てからそのあとに仕事に行くなど自分の稽古の時間を作りだしていく姿勢は頭が下がりますね。
慎也君はこの道場開設時からいる子ですが、少年部の頃は先生から相当叱られ続けた子です。夏合宿でも伝説を作る等、叱られた数は数えきれない程。
そんな慎也君、先日数年ぶりに大会に出場し頑張りましたが、1回戦負け。しかしここから以前の慎也君では考えられない成長をしました。
以前はつらい事や苦しい事から逃げる場面がありましたが、なんと・・・大会できづいた自分の弱点に向かいあい、それを克服する努力を誰にも言われずに自分から始めたのです。
この姿勢が評価され努力賞になりましたが、この弱点に向かい合って改善していく力こそ私が教えたい事の一つで、この力があれば自分をどんどん変えていけます。
私もかつて全く自分自身に自信が持てない学生でしたが、空手でこの改善する力を手にしてから自分自身を相当変える事ができました。
そしてそれに伴い自分自身の人生も良い方向に変わっていきました。
その経験から自分のやり方次第で人生は変わるんだって体感して学べたので、今教えている子どもたちにそのことを伝えたく空手を教えています。
特に試合で負けた時が大切で、この時に挫折に負けない力や改善する力、試行錯誤する力が一番身に付きます。
慎也君が途中の小学生で辞めていたら出会えなかった成長が、ここにきて弱い自分を改善しようという行動ができるようになったのは本当に素晴らしいですね。
年間努力賞を手にした3名の皆さん、おめでとうございます。
また来年も素晴らしい成長ができるようにがんばっていきましょう。