稽古の仕方

本日も稽古に参加された皆様お疲れ様でした。

今日は初心者の方や体力にまだ自信がない人の稽古の仕方について書きます。

本日の一般クラスに来てがんばった皆さん。

 

最後にはビッグミットを使い全員で息上げの稽古を行いました。

 

皆さん自身を鼓舞してすさまじいがんばりでしたね。

 

さて、今日のブログの題にあった稽古の仕方についてですが、

 

特に初心者の方や体力に自信がない方へ向けた内容なので、自信がある方はこれ以上読まないでください(笑)

 

私は空手を始める前運動経験は卓球のみでした。

 

当然武道経験なんかあるわけなく・・・

 

しかも卓球も特に真面目にやっていたわけでもなく体力は皆無でした。

 

空手をして本当にびっくりしました・・・

 

蹴って突いて・・・

 

こんなに疲れるなんて・・・

 

始めた頃は続けられるのか「先」を考えて辛くなっていました。

 

この「先」を見すぎると気が遠くなってしまい辛くなります。

 

「今やるべきこと」に目を向けてそれができたら勝ち。

 

そういう風に今だけ・今日だけのやる事を見続けてください。

 

そして・・・

 

自分の限界を超える頑張りをしない事です。

 

限界を超えちゃうと次は無理・・・

 

もうできないんではないかと心が重くなってしまいます。

 

ポイントは

 

今の自分より少し上、一つ上の頑張りをすること。

 

腕立てできる回数がだいたい20回位なら21回に、一つ上を目指していくとできそうな気がして心も軽くなります。

 

それでたとえ調子が悪く21回目標にしていたところ19回しかできなかったとしても気にしない事。

 

調子が悪い日なんて人間なんだから必ずあります。

 

問題はやったかやらなかったか。

 

21回目標にしてやれたらそれで勝ちにしてしまいましょう。

 

 違うパターンだと、ミットで体力がきつくて不安なら2分やるところを、1分にするとか、30秒だけにするとか・・・

 

稽古を休んでしまうより、30秒でもやれば他の人よりやっていなかったとしても今の自分にとってはプラスになります。

 

大切なのは隣の人とかと比較しない事。

自分自身をしっかりと見続ける事です。

 

今日やる事の目標設定が上手な人程、

 

自分の心が重くなってしまう目標は立てず、

 

できる所からやっていくのが賢いやり方です。

 

心が重くないから、行動できるんです。

 

周りががんばっているから自分もがんばらないといけない、

 

って思わず、今の自分を見つめてできる範囲の努力を続けていきましょう。

 

最初はゆっくりでも

 

坂道を転がる車輪のように、

 

だんだん続けていくうちに加速して

 

周りの先輩たちのように体力がつきできるように、なっていますから。

 

「今やるべきこと」の目標設定を上手に設定して、続け方のコツを身に着けていくことを目標に初心者の人はがんばってください。

 

継続こそ力なりですから。

 

続けた人だけが「黒帯」になりますから。

 

応援しています。